RMCコラム「交通事故の外傷治療、リハビリ方法」

交通事故の外傷治療、リハビリ方法

交通事故の外傷に対する治療、リハビリ

交通事故による外傷は様々です。骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷といったものが代表的ですが、いずれもしっかりと治療、リハビリをしないと骨、筋肉、靭帯、神経などに重篤な後遺症が残ってしまう恐れがあります。

患部の痛みはもちろんのこと、痺れや頭痛、だるさ、不快感などの悪影響を及ぼす可能性もあります。特に頚椎捻挫(むちうち症)は見た目にはわからずレントゲンでも異常が見られませんが、多くの影響を及ぼします。そのため、整形外科を受診して適切な治療やリハビリを行うことが大切です。長期間のリハビリになる場合もありますが、交通事故による外傷は保険適用になりますので、負担なく続けることが可能です。

頚椎捻挫は首の捻挫で、交通事故で大きな衝撃を受けた際に首が揺れ動きダメージを受けることにより起こります。首だけでなくその周辺の肩や背中などにも痛みが出てくることがあります。

治療としては、組織の損傷が強い場合はアイシングや患部の固定処置をし、自宅での湿布、痛み止めの服用薬を使用することで痛みを緩和させます。急性期の症状が落ち着けばリハビリとして理学療法により筋肉の血液循環を良くする処置やマッサージ、ストレッチなどを行います。

その他、電気や温熱刺激などの消炎鎮痛処置も並行して行います。軽度であれば、2〜3週間ほど、慢性化してしまった場合には3〜6ヶ月ほどかかるケースもあります。骨折の際には、ギプスなどで固定し骨が自然に癒合するのを促す治療を行います。骨の損傷が激しい場合は、手術をしてネジやボルトで固定することもあります。

脱臼は関節が外れて骨がずれてしまった状態なので骨を正しい場所に戻して固定しないといけません。骨折も脱臼も、固定をしなければならない点では同じです。そして、ギプスの固定中やギプスを外した後にはリハビリとして、治療スタッフの指示のもとで筋力をつけるトレーニングを行います。なぜなら、ギプスで固定している間はその部分を動かすことができないため、筋肉量が減ってしまっているからです。

交通事故の外傷には適切な治療とリハビリが必要です。
保険を上手に活用して、病院でしっかりと処置を行っていきましょう。

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