RMCコラム「膝関節症など、変形性の加齢変化に伴う症状改善方法」

膝関節症など、変形性の加齢変化に伴う症状改善方法

加齢は誰も避けることができません。その加齢に伴って起きる症状に悩まされることが多くなります。変形性膝関節症もそのひとつであり、加齢によって起きる膝関節の病気です。変形性膝関節症とは、軟骨が膝のクッションの役割をしているのですが、加齢や筋肉量の低下により軟骨がすり減ってクッションが薄くなり、関節に痛みを生じる病気です。
軟骨がすり減って少なくなった分、膝関節における骨と骨の隙間が狭くなり、骨同士がぶつかり合うために骨のへりにトゲのような突起物ができたり、膝の骨が変形したりしてしまいます。また、よく「関節に水が溜まる」といわれますが、それは関節を覆っている関節包(かんせつほう)と呼ばれる繊維膜の内側に炎症が起き、黄色味がかった粘り気のある液体が分泌されることを指してします。

変形性膝関節症は時間の経過とともに、少しずつ症状が進んでいくのも特徴です。変形性膝関節症の進行状況を分けると、初期・中期・末期の3段階に分けることができます。初期症状であれば、膝の痛みではなく違和感の方が感じ方としては強いでしょう。身体を動かす際に少し膝が動かしにくい、鈍い痛みを感じることはありますが、動かしだすと症状が治まるので気にしない方が多いです。中期症状になると、膝に痛みを感じるようになってきます。正座ができない、深くしゃがめない、階段の上り下りで膝が痛むなど、関節内部の炎症が起こります。また、膝の変形が目立つようになるほか、関節がすり減って摩擦が大きくなるため、歩くときしむような音がする場合もあります。末期症状になると、クッションである軟骨がほとんどなくなり、骨と骨が直接ぶつかり酷く痛むため、歩くことが困難になってくるので日常生活に支障をきたします。

このように、加齢とともに進む変形性膝関節症ですが、治療法はあります。膝に違和感を覚えたなら、早期に整形外科で受診するのが最も重要です。中期症状であっても、ヒアルロン酸注射や内服薬の処方、湿布薬などの外用薬で痛みを緩和できます。さらには、適切な運動療法によって膝の筋肉を強化して、膝の痛みを緩和するとともに、通常の機能を取り戻すことが可能です。

笹塚・幡ヶ谷駅エリアで膝にお悩みをお持ちの方は、ぜひ笹塚RMCクリニックにご相談ください。当院では、整形外科はもちろん、リハビリ室も完備しています。超音波検査も導入しているので、関節液の貯留や軟部組織の状態も確認し診断することができます。

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