こんにちは、笹塚のアールエムシークリニックです!
まだまだ暑い日が続きそうです。
しっかりと体調を整えて行きましょう!
皆さん今までに成長痛って経験されたことありますか?
成長痛とは3歳から12歳頃までの子どもに見られるもので、
骨や関節周辺に表れる痛みの総称でありこれは病気や疾患ではありません。
成長痛は膝あたりに痛みがでることが多いのですが、
その膝の痛みはもしかしたら成長痛ではないかもしれません…。
思春期のお子さんに多い疾患にオスグッドシュラッダー病(通称オスグッド)というものがあります。
オスグッドは思春期の子どもに見られる脛骨(膝のお皿の下にある骨)上部の痛みです。
成長期の子どもの骨の骨端部(骨の端っこ)はまだ軟骨であるために、大腿四頭筋と呼ばれるふとももにある筋肉が脛骨を引っ張ることによって起こるのがオスグッドの痛みです。
動作痛や膝の曲げ伸ばしによる痛みや圧痛があるのがオスグッドの痛みです。
赤く腫れたり、熱を持ったりするのが特徴で、これは成長痛との区別の1つでもあります。
また四頭筋を多く使う陸上やサッカーなどのスポーツをやっている子どもに頻発するというのも特徴です。
レントゲンでの画像診断も成長痛との鑑別では重要となってきます。
オスグッドはスポーツの中止や四頭筋のストレッチ、超音波治療によって痛みを抑制することができます。
もし成長期のお子さんが膝周辺の痛みを訴えても「単なる成長痛でしょ」で片づけないほうがいいかもしれません。もしかしたらオスグッドかもしれません!
お体の不安やお悩みは、ぜひ笹塚のアールエムシークリニックまでお気軽にご相談ください!