こんにちは!今日は特にぶつけたり捻ったりしたわけでもないのに、いつの間にか指の痛みを感じる、なんだか手の節々が腫れている気がする、と言ったお悩みの方に向けてのお話です。
ペットボトルのふたを開ける時に痛みがでたり、お料理で包丁を握る時に違和感を感じる。こうした状態が長引いていませんか?こうした指の痛みには原因がはっきりわからないことも多々あるのですが、更年期世代の女性では、背景に女性ホルモンであるエストロゲンの低下が関わっていることがあります。
エストロゲンには関節や腱、軟骨の柔軟性を保ち、炎症を抑える働きがあります。更年期に入り分泌が減少すると、指の第一関節(DIP)や第二関節(PIP)に炎症や変形が起こりやすくなります。代表的な疾患に、DIPに生じるへバーデン結節、PIPに生じるブシャール結節があります。腫れやこわばり、押すと痛いといった症状が特徴で、進行すると関節の変形を伴う事もあります。
日常でできるケアとしては、指を冷やし過ぎないこと、使いすぎを避ける事、関節に負担をかけない持ち方にするなどの工夫が重要です。ペットボトルはキャップをタオルで包んでまわしたり、お料理では太めのグリップの器具を選ぶなどでも負担へ軽減します。軽いグーパー運動や温浴で血流を促すことも有効です。
また関節の腫れや変形、手指のこわばりなどの症状がある場合、中には関節リウマチとの鑑別が必要なことがあります。鑑別は専門的な判断を必要としますので、まずはお近くの整形外科か内科を受診して
いただき、その後専門の病院へ紹介というのが一般的です。
手指の痛みは「年齢のせい」と我慢せず、早めに病院へ相談することが痛みを長引かせない第一歩です。更年期と手指の痛みは密接に関係しています。適切な医療とセルフケアを組み合わせ、快適な日常を取り戻しましょう!










