今週は寒気の影響で厳しい寒さとなる見込みです。

体調をしっかりと整えて行きましょう！

今日は外反母趾のセルフケアについてお話したいなと思います。

足の親指が人差し指方向に曲がってしまう外反母趾ですが、多くの方がこの症状でお悩み

ご自身でできる外反母趾のセルフケアは大きく分けて三つあります。

①自分の足に最適な靴を履く

ハイヒールのように先が尖ってかかとの高い靴を履くと外反母趾になりやすいと言われています。

先が細い靴を履くと親指が人差し指方向に強制的に向けられ、さらにかかとの高い靴で親指がより人差し指寄りになってしまいます。

外反拇趾が圧倒的に女性に多いのはこれが原因の一つだと言われています。

理想の靴の形としてつま先に1センチ程の余裕がありかかとが低く安定している靴が外反拇趾予防には最適だと考えられています。

ご自身の足の形に合った靴を選びましょう。

②足趾の運動をする

症状が軽度から中度であれば足趾のグーパー運動が非常に効果的です。

足の指をグーパーと繰り返すことによって、内に向いた親指を本来の位置に戻すための母指外転筋

という筋肉を鍛えることができます。

症状がある程度進行してしまうと関節が硬い為にグーパー運動が難しいことがあります。

そういった場合には親指を手の指で掴んで人差し指と逆の方向に伸ばすストレッチ運動から始めていきましょう。無理に伸ばすと激しい痛みがでるのでゆっくり伸ばすよう注意しましょう。

③足底版などの器具を用いる

トースプレッダーや足底板などの外反母趾の症状を緩和する器具も合わせて使いましょう。

親指と人差し指の間を広めるトースプレッダーは親指を元の位置に戻す助けになります。

最近の研究では足にある足根中足靭帯が加齢により衰えることで外反母趾を促進していると指摘されており、足根中足靭帯を中心に補助する足底版も作られているようです。

外反拇趾は変形の度合いと痛みの強さが必ずしも比例するものではありません。

痛みが無くても変形が見られるなら早期のケアが重要です。

痛みを抑えるためのテーピングや超音波治療が非常に有効です。

お体の不調やお悩みは、ぜひ笹塚のアールエムシークリニックまでお気軽にご相談ください。